作詞/作曲：キム・ドンリュル
するりと溶け落ちた雪花のように
花びらを濡らしてあげる朝の雨水のように
僕はあなたに浸み込みます
拒むことのできない深いところへ
僕を永遠に含んでください
幾多の時間が流れたあとに
もし僕の愛が毒になり
あなたの心が涸れてゆく時
もはやあなたの渇きを潤してあげられないのなら
胸が張り裂けそうであっても
ただ一滴の未練も残すことなく
涙で吐き出してください
柔らかに吹いてくる風のように
大河を暖めてあげる白昼のぬくもりのように
僕はあなたに浸み込みます
拒むことのできない深いところへ
僕を永遠に擁いてください
幾多の時間が流れたあとに
もし僕の愛が恨になり
あなたの心が冷えゆくばかりの時
もはやあなたの寒気を暖めてあげられないのなら
胸が締めつけられても
ただ一片の未練も残すことなく
息から吐いてください
（僕の愛が傷みになり）
あなたの心が病んでゆく時
もはやあなたの傷をさすってあげられないのなら
胸が苦しくうずいても
ただ一寸のためらいも許すことなく
そのまま吐き捨ててください
その時までであっても
僕を包み込んでください
～LIVE 2019～
編曲：キム・ドンリュル，イ・ジウォン
ピアノ：キム・ジョンウォン
memo：
“한(恨)”について，日本語の「恨み」とはニュアンスが異なるため，そのままルビを振っています。
収録：キム・ドンリュル４集 “吐露”
KIMDONGRYUL LIVE 2019