망각 (Oblivion)

忘却

作詞/作曲/編曲:キム・ドンリュル

今の彼ともし僕の話が出たとき

愛していたと率直に言うだろうか

さもなくば ただ若い頃にすれ違った男だと

軽く笑って流すだろうか

通りで偶然に僕と出くわしたとき

久しぶりだと懐かしそうに声をかけるだろうか

さもなくば ただ僕が見えてないふりして

うつむき目を合わせないだろうか

もしかすると全く気付かないだろうか

僕を愛した記憶が時には力になるだろうか

むしろ後悔になるのか

思い出すこともないだろうか

僕を恨んでいた記憶もあっさり忘れたのか

しっかりそれだけは残しただろうか

共に歌ったあの歌で

一度くらい僕のことを考えるだろうか

何となく無意識に口ずさむだろうか

僕を愛した記憶が時には力になるだろうか

むしろ後悔になるのか

思い出すこともないだろうか

僕を恨んでいた記憶もあっさり忘れたのか

しっかりそれだけは残しただろうか

共にした僕たちの過ぎし日の記憶たちを

すべて白く消し去ってから

そこには何を満たしたのか

僕を愛した記憶が時には力になるだろうか

むしろ後悔になるのか

思い出すこともないだろうか

僕を恨んでいた記憶もあっさり忘れたのか

しっかりそれだけは残しただろうか

いつになったら僕は

すべてを消すことができるのか


弦楽:ロンドン交響楽団

収録:キム・ドンリュル3集 “帰郷”

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