愛していないからでしょう
作詞/作曲/編曲：キム・ドンリュル
連絡もなく数日間すがたを消して
何事もなかったかのように
ちょっと忙しかっただけと笑うのは
僕を愛していないからでしょう
二人で会う時
やたらと誰かを呼ぼうとして
しょうがなく言い返して
うわの空にずっと耽っているのは
僕を愛していないからでしょう
真夜中に
会いたいと電話がきて駆けつけると
ただ僕の胸に抱きついて
ひとしきり泣きながら
ついに何も語ることはないまま…
本当にごめんね
いつもありがとう，だなんて
それはもしかしたら
僕を愛していないからでしょう
何回も理由なしに溜め息ついて
気まずそうに笑顔を浮かべて
ずっと窓の外を眺めているのは
僕を愛していないからでしょう
嫌いになったのかと
好きではあったのかとひどく責めた時
ただ僕の手を握って
ひとしきり泣きながら
ついに何も語ることはないまま…
よくわからない，と
どうしてこうなったのか
それはたぶん
僕を愛していないからでしょう
もうこれ以上
僕を愛さないからでしょう
ハーモニカ：ハリム
弦楽：ロンドン交響楽団
収録：キム・ドンリュル４集 “吐露”