作曲/作詞:キム・ドンリュル
君を初めて目にした瞬間
おのずと全ての時間が止まって
それぞれ別の軌道で回っていた名前のわからない星が
数億万年ぶりにめぐり会う瞬間
僕の体が軽くなり
両足の先はいつの間にか浮かび上がって
果てもない暗闇の中
音もないその場所で再び目覚め
僕を探している手,ただそれだけで
生きているということに僕は気がつけたんだ
舞い踊るように漂っている
僕たちを月の裏面が照らして
このままみんな終わってしまったら僕たちの世界では
すでに数千年が流れていたとしても
僕は誰でもなくて
君の指先からもう一度生まれて
君が僕に触れるとその小さな響きに
矢のごとく彼方へ飛ばされ
光の違う空間でひたすら漂いつづけ
燃え尽きてしまうかもしれない
君を見失わないよう僕をつかんでくれ
君が僕を呼ぶと僕は生まれ変わり
君の何かとして読み込まれて,また別の君になって
僕たちを引き寄せるどんな法則にも
全て逆らったまま一つになるんだ
そうして僕たちは消えていくだろう
編曲:ファン・ソンジェ
オーケストレーション:キム・ドンリュル
弦楽:ロンドン交響楽団
収録:답장