作詞/作曲:キム・ドンリュル
僕はこの頃,たまに別の世界にいるんだ
君を見送ったあの日以降ぼんやりと
ずっと君のことを考えていた
しばらくそうしていると
短かった僕らの記憶に僕の望みが加わり
とにかく絡まり合うのさ
その中で僕はいつもどうすることもできなかった
目の前に君の面影がうかんで不安気な
想いを言葉にすれば散り消えるのだろうかと
苛立っていた僕がいるのさ
そう,君は僕を愛していたし
僕は君に劣らないほど熱くて
ガラガラ崩れるのではないかといつも心配でたまらず
結局は君の手を離してしまった愚かな僕がいるのさ
僕は今でも君と一緒に暮らしているよ
目線のおよぶどこも君の形跡
消そうとあがいても,むやみに上塗りしても
いっそう鮮明になって
いつしか君の記憶と生きている
そして死んでいく僕
君が去ったあと日々巻き戻した記憶の欠片
結局完全に合わさりはしない
あの時は見えなかった君の心はこよなく透きとおり
僕は見ようとしなかっただけ
君は僕を愛していたし
僕は君に劣らないほど熱くて
ガラガラ崩れるのではないかといつも心配でたまらず
結局は君の手を離してしまった愚かな僕がいるのさ
♪
君は僕を愛していたし
僕は君に劣らないほど切実で
あの瞬間を逃した罪でまた道を失って
歳月に飲み込まれ もがきまわる愚かな僕がいるのさ
君を失ってしまった時間を逆戻りして
さまよっている愚かな僕がいるのさ
君がそこに居たあの頃へ逆戻りして
止まっている愚かな僕がいるのさ
編曲:キム・ドンリュル,ファン・ソンジェ
オーケストレーション:パク・イニョン
収録:kimdongrYULE