作詞/作曲/編曲:キム・ドンリュル
それほど繋がることない縁ならば
初めから出逢い散りもしないものを
ひとたびすれ違うだけの人を留めて
なんとか捉まえておこうと強情を張ったのです
とうに見送らなければならない人でした
ましてや何故あなたのせいにするでしょう
ただひとりの人だけを愛したことが
それほど罪になるというなら
酷い病だとしたら
これ以上見込みのない命なのです
忘れてください
消してください
今の今まですべては夢だと心を空にして
万が一出くわしても気づかないふり
そうして生きていきます
せいぜい気持ちを収め,努力をしても
ひと吹きかすめる風にも思い浮かぶ顔
一日が十年のように長いばかりです
このように死ぬこともできず押し流される歳月
ただひとりの人だけを愛したことが
それほど罪になるというなら
酷い病だとしたら
これ以上見込みのない命なのです
死ぬこともできず押し流される歳月
ただひとりの人だけを愛したことが
それほど罪になるというなら
酷い病だとしたら
これ以上見込みのない命なのです
弦楽:ロンドン交響楽団
収録:キム・ドンリュル3集 “帰郷”