冬ごもり
作詞/作曲/編曲:キム・ドンリュル
心をもちなおして
深い眠りを望むと
自分を乱していた多くの思考
静かに居場所を定めてゆく時
思いうかぶ顔
僕を見ていたその眼差し
愛しているという僕の告白に
ひとひらの水気を溜めて
眩しく僕らを惑わせていた
暑かった短い夏は過ぎて
突き放した手で火傷した心には
いつのまにか隙間から風が吹き
ぐっすり眠り込んで平穏な夢を見れば
僕はふたたび幼な子になり
とめどなくむずかりながら
限りなく飢えていた心を
そこでだけでも満たすであろう
♪
嵐のようにひどく揺れていた
過酷だった短い夏は過ぎて
ひねくれた心でこじらせた傷
いまだ癒えないうちに訪れた冬
長い長い眠りから覚め
ふたたび新しい春が来たら
僕は少し大人になり
瘦せた君をなぐさめながら
凍えついた体と心を
ふたりの体温で溶かすであろう
歌/ピアノ:キム・ドンリュル
収録:kimdongrYULE