それが僕だ
作詞/作曲/編曲:キム・ドンリュル
僕は君にすべてをあげたかった一人
君ひとりで すでに充分でいた
僕は君にすべてをあげられなかった一人
あまりに簡単に離してしまった
僕らが愛しあっていたあの時節は
何があんなに心ときめいて嬉しかったのか
世界を手にしたかのように浮かれていた僕の姿が
君なしに描かれることはないのが
それが僕なんだ
僕は君からあまりに前を進んでいた一人
いつの間にか独りさまよっていた
僕らが愛しあっていたあの時節は
なぜあんなふうにつらくて傷ついていたのか
世界が崩れるかのようにぼろぼろ泣いていた君の姿が
ひと度で描かれることもないのが,気がつけば
君は本当に大丈夫なのか
すべてを消したまま生きるのか
♪
僕らが愛しあっていたあの時代は
なぜ僕には思い出のふりができないのか
なかなか忘れられない顔に逢いたくて
一日のうちに何度もまた描く,それが僕なんだ
あの時代をいまだ生きていく一人
それが僕なんだ
収録:キム・ドンリュル6集 “동행”
『キム・ドンリュルの同行,音楽を読む』
~後日更新いたします~